マラソン初心者のランニングをはじめて最初の1ヶ月の身体の変化
未経験&運動不足の身体から、100日後のマラソン大会に出ないといけない訳だけど、なんとなく身体が変化してきたので記録しておく。
ちなみにトレーニングメニューは、ウルトラマラソンにも出場しているランニングフリークのAさんに組んでもらった。
いつも終電近くまで仕事をしているので平日はほとんど時間が取れないと伝えた上で、最初の一ヶ月の練習メニューはこうなった。
土曜日 8分/kmを30分走る。
日曜日 8分/kmを30分走る。
月曜日 徒歩で1時間歩く
土、日、月と連続でやるのがポイントらしい。
また30分走っている途中で歩いてもいいとのことで安心した。
■ランニング開始1週目
ランニングアプリ「Run Keeper」を使って速度を計測しながら走ったのだが、8分/kmなんて楽勝だった。ちょっと軽く走ればすぐにそんな速度になる。
「楽勝やん!」
って思っていたのは0〜10分間だけだった、すぐに息が上がる。
運動不足がたたって、心肺機能がまったくついていけない。
20分を過ぎるとこんどは足が痛くなってきた。痛いのは足首と膝と股関節。
あきらかに運動不足で設置の衝撃に身体がついていかない。
学生時代は運動部だったので、多少の自信はあったけど、まさかこんなに身体が劣化しているとは。
最初は30分のランでいいとのことなので、きっかり30分で終わった。
というか、それ以上は無理。。。
土曜、日曜と走って、月曜日の1時間のウォーキングも楽勝だと思っていたけど50分を超えたあたりから太ももの筋肉はハッてきた。
ここで分かったのが以下の3つ。
・休みながらでも走って心肺機能を慣れさせる
・着地の衝撃に慣れさせる関節を慣れさせる
・長時間の走りに耐えられる筋肉の強化
まったく不安しか残らない第一週目だった。
■第2週目
いきなり走るのは無理だと痛感したので、なるべく歩く頻度を増やそうと思った。
帰宅時や打ち合せの合間の移動も歩く頻度を増やした。
30分以上、歩いているとやはり足の痛みが出始める。
足首だったり、膝だったり、股関節だったり、足の甲だったり日によって様々。
普段履きの靴は底が薄く平らな靴だったんだけど、意識してウォーキングをしているとどうにも歩きにくい。
履きやすいように紐をゆるゆるにしてるんだけど、靴の中で足が滑ってる気がする。
今までそんなこと思ったこともなかったけど、意識すると気付くもんだな。
あと、足への衝撃もランニングシューズの方が軽減される気がする。
靴なんてどれも一緒、ランニングシューズなんて無くても走れると内心思っていたけど、そりゃ底の厚い靴の方が衝撃を吸収するに決まっている。
初心者でも走って足に痛みを感じるぐらいならランニングシューズを履いた方がいいと納得した。
■第3週目
なんとなく身体も慣れてきた。土日しか走っていないのに第1週目に比べて息もそれほど苦しくない。回数でいうと5、6回しか走っていないのに人間の身体はこんなにも変わるのかと関心した。
あとはちょっと歩く頻度を増やしているのが効いているのかも。
調子に乗って1時間走ったけど、さすがにノンストップで走り続けるのは無理だ。
8分/kmならある程度走り続けられるけど、目標はフルマラソンを5時間以内で完走なので、最低7分/kmで走らなければいけない。
1kmを7分ってことは、42kmで294分なので、4時間54分で走れる計算だ。
■第4週目
30分走ったぐらいでは関節の痛みは無くなってきた。身体が走る衝撃に慣れてきたんだろな。
スピードも、6分/kmぐらいで走れるようになったきた。
ちょっと俺頑張ってるんじゃないのと誇らしげ。
心肺機能、関節痛、筋肉痛のうち、関節痛が無くなってきたのはいいけど、今まであまり気にならなかった筋肉痛がヒドくなってきた。
30〜60分ぐらい走ると筋肉のハリを感じてくる。
なるほど、マラソンを走りきるとは、
心肺機能、関節痛、筋肉痛の3つの壁をそれぞれクリアしながらバランスよく鍛えていくんだろなと勝手に認識した。
どうやらここから先は継続が大事らしい。
とりあえず現状報告。